初手総論(1)

今回は個別のカードについてではなく、初手について語ります。

ドミニオンで初手の重要性は言うまでもありません。どんな戦術を取るにしても、その起点は初手になります。
極端な話、初手で勝敗が決定的になることもあります。
例えば初手礼拝堂を選択した瞬間庭園ルートの道は消滅します。もし物ごい庭園場なら礼拝堂選択者は敗北確定と言って良いでしょう。

さて、初手に取るカードは、大きく種類に分けられます

1、金量を出すためのカード(ex銀貨、鍛冶屋)

2、廃棄するためのカード(ex礼拝堂、見張り)

3、カードを獲得するためのカード(ex工房、青空市場)

4、呪いを撒くカード(ex海の妖婆、不正利得)

5、他人に金量を出させないようにするカード(ex民兵、占い師(次ターンの金量を悪くする))

6、使いたいカードを多く使うためのカード(exゴミあさり、地下貯蔵庫)

7、対アタックカード(ex堀、馬商人)

8、(2金の場合)邪魔にならなくて他に買うものないから買うカード(ex真珠取り)

大体こんな感じでしょうか。
もちろん上の8種類のうち複数にまたがるのもあります(仮面舞踏会等)。そのようなカードは使い勝手が良いので初手で取りやすいでしょう。
逆にどれにも当てはまらないカード、例えば村などは、後から戦略のために買うカードです。初手での購入は悪手と言えるでしょう。

さて種類分けは終わりましたが、では初手どうするか。ここからは(2)で語ります。