その構築、ちゃんとキーカード使えますか

ドミニオンの大体の構築において、キーカードを数多く効果的に使うことが重要なのは今更言うまでもないでしょう。

並べてコストを格安にできる「橋」、ハンデス+VPを稼ぐ「ならず者」、初期デッキをコンボパーツや公領に変換する「祭壇」など、ゲームの勝敗を左右するキーカードは毎ターン使いたいもの。

ただ実戦で、思ったほど十分な回数キーカードを使えない、もしくは十分な威力を発揮しないことがある。それは何故か?

アタックや虚無な引きのせいなこともあるでしょうが、以下の3パターンに該当してないか確認してみましょう


①デッキ回転力が足りない

一番多いパターンです。

理由としてわかりやすいのは「圧縮不十分」ですが、もう一つ「(ドローカードじゃない)キーカードの買いすぎ」にも注意する必要があります。というか陥りやすいのは後者の方です。

例えば橋。橋争奪戦に専念するのは結構ですが、橋自身は「デッキ回転を阻害する」カードなこと忘れてませんか?

引けないキーカードは無意味です。キーカードがドローソースじゃないなら、ちゃんとドローソースに投資しましょう


②キーカード使う時点で手札が少ない

①を意識すると、例えば地下貯蔵庫に投資すべきと思うかもしれません。間違ってはないですが、地下貯蔵庫を連打すると書庫等手札回復系カードがない場合、結局キーカード使っても大した威力は見込めないでしょう。


そもそもキーカード獲得が遅い

6コスト以上、もしくはポーション系カードの場合はしっかり獲得方法を考える必要があります。金量が出にくい構築してたり、もしくはポーションを入れるタイミング間違えてませんか?



以上、キーカードを上手く使えない理由を3つ紹介しましたが、共通して言えるのは「ドローカードへの投資が正義」ということです。

ドローカードを打てば回転するし手札も増える、そして金量も出てきます。

ということでキーカードを使いたいなら、まずドローカードへ十分な投資。

当たり前の話ですがしっかり意識しておきましょう。


なお、研究所や厩舎、実験のようなアクションがついてるドローソースに躊躇はしないと思いますが、鍛冶屋等のターミナルアクションの場合はどうでしょうか?

事故るのは怖いから先に村を……というのは日和過ぎです。

鍛冶屋・ならず者各1枚が入ってるデッキは運が良ければ鍛冶屋とならず者「両方」、悪くても片方どちらかは使えますが、

鍛冶屋・村、もしくはならず者・村各1枚が入ってるデッキは、鍛冶屋とならず者の片方しか絶対使えません。

吟遊詩人のような強い村ならいざ知らず、普通の村なら序盤は先にドローソースに投資しましょう。