錬金術師が強いとかいう幻想

錬金術師。
基本効果は研究所であるが、ポーションをプレイすればデッキトップに戻せる。
毎ターンアクション消費せず手札を増やす。非常に便利だし錬金術師は最強クラスのカードに違いない!

……本当にそうだろうか。
ならば何故このブログの管理人は、錬金術師を10段階評価で3にしてる?

錬金術師のコストは3ポ。そう。このカードを購入するためには、属州購入になんの役にも立たないポーションとかいうゴミを買わなければならない。
デッキの生産力上昇を阻害してると言えるだろう。

そして錬金術師をデッキトップに戻すためにはポーションを引かなければならない。つまり
錬金術師1枚撃っても実質的に手札は増えていない。研究所未満。
錬金術師二枚撃って、ようやく研究所一枚より強くなる」
この理論が成立するのだ。
研究所1枚獲得するためにポーション錬金術師ー錬金術師の3手使う意味があるだろうか?

また3ポという金量は思ったよりでない。初手銀ポでも2巡目3ポ出る確率は65%程度である。
2ポが出たらそのターンは大抵パス。そのポーションが銀貨なら銀貨を買えるというのに……。
錬金術師だけ買っていてもそもそもデッキの生産力上がらないというのも大きなマイナスポイントだ。

以上の理由により「錬金術師は弱い」という結論が出るわけだ。
錬金術師が強いなんてただの幻想である。

では錬金術師を購入する場はないのだろうか?
実際は(特に集める時間がある2人戦ほど)いくらかある。
錬金術師ルートにいく判断基準は
・肉屋や建て直し等速攻手段がないか(あるなら錬金術師は論外)
ポーションを活かすカードが他にあるか(ブドウ園、支配等ある場合は錬金術師購入価値がかなり上がる)
・+購入があるか否か(ないとまず無理)
ポーションを手札に持ってきやすくするカード(倉庫や圧縮カード)があるか
・非錬金ルートを足止めする手段(民兵等)があるか。つまり試合が長引かせられるか(植民地場ならなおgood)

上記の判断基準に照らしあわして購入するか否かを判断していこう。